介護保険って誰のためのもの?
前々月に、近くに住んでいる伯父が新型コロナに感染して入院、治療して回復したのですが、後遺症で持病の下肢動脈硬化症が悪化してしまいました。
右足(股下からつま先まで)の動脈が詰まってしまい血流が塞がれて歩くと痛みが出て、寝ていても痛みで眠るとこができない時があるようなんで、介護保険の申請をしました。
こういう時に行政に助けていただかないと思ってました。
申請してから約1月半以上かかりました。まぁ、行政も忙しいので仕方ないのでしょう!
やっと『要支援2』の認定書類が郵送で届いたので、早速 行政の担当者に連絡して介護保険を利用させていただきたく伯父の元に来ていただきました。
ところが、掃除とかは使用している部屋以外は掃除はできないとのことでした。
つまりベッドの部屋と、リビングとトイレだけは掃除の対象ですが、
仏間や、2階や玄関や風呂場や他の部屋とかは伯父が使用していないから掃除の対象ではないそうです。それに掃除も毎週ではないそうです。
買い物もしかり、同じなんです。
料理とかも材料を刻んで鍋にかけていくだけで時間がないのでそこまでしかできないそうです。
あげくには、ヘルパーさんがいないそうで利用は、できないそうです。はぁ?何のための誰のための介護保険ですかって思い知らされました。本当に困っている人に、手を差し伸べることもできない行政って何!
田舎だから?過疎地だから?情けなくて言葉もあるません!
結局、手すりとかは伯父は自費で取り付けました。
介護保険は、65才からはいきなり高くなります。前年度の所得に応じて9段階で計算されます。びっくりするくらい高くて驚きました。
その保険料はどういうふうに使われているのでしょうか?
何か矛盾を感じます!
ちなみに、私の母は私と同居してるのでヘルパーさんを頼むことはできないんです。 介護で家族が精神的にも追い込まれていくのがわかります。私も去年鬱になってしまった経験がありますから。
助けてって言えない人は沢山いると思います。助けて!